キープクライミング（2019年生、母スナークスマイル）
Keep Climbing
2019.04.05
キープクライミング（2019年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したスナークスマイルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は見上牧場。2021年の金沢シンデレラカップ(牝地方重賞)で3着に入った他、2022年のノトキリシマ賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、見上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって473万円で落札された。
中川雅之厩舎（金沢）へ入厩。
2歳（2021年）
6月29日、デビュー戦は兼子千央騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパードリーム（金沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は433kg。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。
7月27日、中3週で迎えた2戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の内川特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエムテイルビーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の珠洲正院特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、サブノユウゼンにクビ差交わされて2着に甘んじた。
9月5日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。
9月23日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。
10月19日、中3週で迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のくろゆり賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のトパーズ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
11月28日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。
12月23日、中3週で迎えた10戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3歳（2022年）
3月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のアリッサム特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。
3月20日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦の若駒賞 ・実績馬（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（6戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスターフジサンに1馬身半の差をつけて制した。
4月19日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、抜け出したサイモンカーチスにクビ差届かず2着となった。
5月1日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田知弘久騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田知弘久騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
6月21日、中3週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田知弘久騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
7月19日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の石川門カップ（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で田知弘久騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサエチに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
9月4日、中6週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田知弘久騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
9月13日、連闘で迎えた19戦目は、加賀れんこん特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノアーダーンに8馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
9月27日、中1週で迎えた20戦目は、楽天競馬9月の特産品エントリーは本日まで!特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のノボリターンに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。
11月9日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（5戦3勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた22戦目は、楽天競馬で金沢おでんが当たる!特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイクゼファイターズに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
12月11日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（7戦4勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
4歳（2023年）
3月14日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、スマホ投票なら楽天競馬!特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
3月21日、連闘で迎えた25戦目は、スマホで投票楽天競馬!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた26戦目は、金沢競馬開幕!楽天競馬で楽しもう特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のテリオスリノに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
4月25日、中2週で迎えた27戦目は、楽天競馬4月の特産品エントリーは本日まで!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田弘治騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
5月23日、中3週で迎えた28戦目は、スーパースプリント賞（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田弘治騎手（12戦5勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
6月6日、中1週で迎えた29戦目は、菖蒲特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田弘治騎手（13戦5勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
7月4日、中3週で迎えた30戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、恋路火祭り賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のレッドブロンクスをアタマ差振り切って7勝目を奪取した。
8月1日、中3週で迎えた31戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったソーラーフレアに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。
8月8日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定戦の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた33戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサエチに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
9月10日、中1週で迎えた34戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤翔馬騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ブラックワンダーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
9月26日、中1週で迎えた35戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で加藤翔馬騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。
10月24日、中3週で迎えた36戦目は、いどり祭特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤翔馬騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた37戦目は、兼六園雪吊り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤翔馬騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ソーラーフレアに交わされて1馬身半差の2着となった。
デビュー前
1歳のとき、見上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって473万円で落札された。
中川雅之厩舎（金沢）へ入厩。
12月3日、中3週で迎えた38戦目は、中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤翔馬騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた39戦目は、師走スプリント賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤翔馬騎手（9戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に終わった。
5歳（2024年）
3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、全国の皆さん被災地支援ありがとう特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤翔馬騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた41戦目は、スプリング特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で加藤翔馬騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。