サエチ（2019年生、母ダンシングイレーネ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、地興牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、地興牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって275万円で落札された。

2歳（2021年）

7月25日、デビュー戦は藤田弘治騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦の金のなる木賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、サッキーアキュートに3/4馬身交わされて2着となった。

12月23日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

3歳（2022年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳戦のアルメリア特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦の早春イサザ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシングレアにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカニフに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の春土用特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敦騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敦騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敦騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピースイギーに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の菖蒲特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敦騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のカルラファクターに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敦騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

7月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦の石川門カップ（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で池田敦騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキープクライミングに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

7月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で池田敦騎手（12戦4勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り4着に敗れた。

10月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、刀羅ナツコ&鹿島沙希金沢競馬来場記念杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で池田敦騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた16戦目は、ピンク髪メイドお姉さん爆誕記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で池田敦騎手（14戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のガラチコに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、金箔生産ほぼ100%金沢杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で池田敦騎手（15戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、カンパニョーラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、アンプローシア特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で池田敦騎手（16戦5勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウノアーダーンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

デビュー前

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

デビュー前

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2023年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、ネットで楽天競馬を楽しもう!特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で池田敦騎手（17戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のシナモンロールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月28日、中1週で迎えた20戦目は、スプリング特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で池田敦騎手（18戦7勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、アルストロメリア特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は20戦連続で池田敦騎手（19戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で池田敦騎手（20戦7勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定地方重賞のお松の方賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で池田敦騎手（21戦7勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた24戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で池田敦騎手（22戦7勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったスノームーンライトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、歓迎!さとう珠緒さん&田倉の予想さん特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で池田敦騎手（23戦7勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハイパーノヴァに交わされて2馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦の金沢クイーン賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で池田敦騎手（24戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベニスビーチに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、牝馬限定戦の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で池田敦騎手（25戦7勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた28戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で池田敦騎手（26戦7勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のキープクライミングに3馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた29戦目は、金沢城「光の祭」特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で池田敦騎手（27戦8勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、ソーラーフレアに交わされて3馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた30戦目は、金沢スプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で池田敦騎手（28戦8勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた31戦目は、ガラスの靴特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は30戦連続で池田敦騎手（29戦8勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた32戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、兼六園雪吊り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

デビュー前

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

12月3日、中3週で迎えた33戦目は、中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（30戦8勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた34戦目は、師走スプリント賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（31戦8勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

5歳（2024年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、全国の皆さん被災地支援ありがとう特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（32戦8勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた36戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた37戦目は、ガルガンチュア音楽祭2024（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。