ケラー（2012年生、母アンピエッツア）

Keller

2012.05.24

ケラー（2012年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ワインセラー（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時18歳）と交配したアンピエッツアが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田 信作。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦4勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月29日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3歳（2015年）

1月23日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビューティーココに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のイトスギに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のコパノサンテラに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月25日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦の渡部純一会長生誕記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月1日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るツリーハウスを上がり2位の末脚で半馬身差し切って4勝目をマークした。

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の木曽川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の巌立峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月29日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた12戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月4日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた14戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた15戦目は、柿本量平騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。