シビックドライヴ（2018年生、母シルバーフォックス）

シビックドライヴ（2018年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時13歳）と交配したシルバーフォックスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2020年のサンライズカップ(地方重賞)に勝利した他、2020年のウィナーズチャレンジ4を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鬼塚義臣から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、國枝昂によって648万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

5月21日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったトウキョウボーイを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイクアターンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケープホーンに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のギガキングに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月3日、中4週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3歳（2021年）

2月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の雲取賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月3日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、JBCデー・フィナーレ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。