トウキョウボーイ（2018年生、母ビビッドフレイム）

トウキョウボーイ（2018年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「東京男子」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時13歳）と交配したビビッドフレイムが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別敏朗。2020年の「rapora」賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

5月21日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のシビックドライヴを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンの「rapora」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンビッグボスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月15日、中6週で迎えた5戦目は、2歳オープンのラピスラズリ特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月11日、中7週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の平和のシンボルはとちゃん賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

3歳（2021年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストームドッグに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、ハートビートサドル（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

9月19日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの浦安特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月19日、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、けやき賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月5日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

2021年12月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2022年）

1月27日、中7週で迎えた17戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエスケイファーストをハナ差振り切って3勝目を収める

2月7日、中1週で迎えた18戦目は、大黒坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた19戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、円通寺坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた20戦目は、エル・ディアブロ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイアイピハに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、春雷賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。