テイクアターン（2018年生、母ネクストフラワー）
Take a Turn
2018.04.28
テイクアターン（2018年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のストロングリターン（当時12歳）と交配したネクストフラワーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はマルシチ牧場。2020年の川崎若駒オープンに勝利した他、2020年のヤマカツエース賞を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、マルシチ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって334.8万円で落札された。
角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2020年）
5月21日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシビックドライヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシャークスポットに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
7月15日、中3週で迎えた4戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
8月19日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。
9月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのラピスラズリ特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイオライト特別（門別ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアウィウィリオに4馬身の差をつけて2勝目を収める
10月14日、中1週で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのヤマカツエース賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシンタロウに1馬身半の差をつけて3勝目を収める
11月11日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンの川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のキャッスルヒーローに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。
3歳（2021年）
4月28日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳戦の牡牛座賞（門別ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったリュミエールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
6月17日、中4週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
7月22日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
9月1日、中5週で迎えた16戦目は、3歳オープンのびらとりオープン（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（6戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
9月27日、中3週で迎えた17戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、彼岸花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したディーノランページに半馬身届かず2着となった。
10月25日、中3週で迎えた18戦目は、大福山特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシティーオブスターにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
11月29日、中4週で迎えた19戦目は、春待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。
12月20日、中2週で迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春待月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
4歳（2022年）
1月11日、中2週で迎えた21戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。
2月16日、中4週で迎えた22戦目は、野島崎特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。
3月22日、中4週で迎えた23戦目は、桜月特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイスモイルテソーロに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
4月14日、中2週で迎えた24戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。
5歳（2023年）
3月17日、約11か月の休み明けで迎えた25戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、DIGITAL賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
4月13日、中3週で迎えた26戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、カシオペア座特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
5月2日、中2週で迎えた27戦目は、潮干狩り特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた28戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。
6月22日、中4週で迎えた29戦目は、水無月特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（6戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。
7月22日、中3週で迎えた30戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、納涼特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた31戦目は、濃溝の滝賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
9月29日、中6週で迎えた32戦目は、くるみ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた33戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、楓特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
11月29日、中4週で迎えた34戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、春待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、クリスマスローズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。
6歳（2024年）
1月19日、中4週で迎えた36戦目は、スイートピー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月6日、中2週で迎えた37戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ロウバイ賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、マルシチ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって334.8万円で落札された。
佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。
3月7日、デビュー戦は山中悠希騎手を鞍上に据えて、フレンドリービット特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。