ディーノランページ（2018年生、母オーブシュプレーム）

Dino Rampage

2018.04.12

ディーノランページ（2018年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「恐竜の略＋荒々しく突進する」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時10歳）と交配したオーブシュプレームが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は増尾牧場。主な勝ち鞍は2021年の若水特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増尾牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂本守孝によって410.4万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月12日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月26日、中7週で迎えた4戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモエヨラッキーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンウィンザーを半馬身振り切って2勝目を手にした。

12月28日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンの’20ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3歳（2021年）

1月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウワサノシブコを豪脚で3/4馬身差し切って3勝目を挙げた。

3月11日、中8週で迎えた8戦目は、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保園翔也騎手（4戦3勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた9戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で保園翔也騎手（5戦3勝）。13頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた10戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月29日、中8週で迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、紅葉月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（6戦3勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月27日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、彼岸花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（7戦3勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のテイクアターンを半馬身振り切って制した。

11月12日、中6週で迎えた14戦目は、映文連アワード2021 優秀企画賞受賞記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（8戦4勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、増尾牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂本守孝によって410.4万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

4歳（2022年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（9戦4勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプレストカイザーを豪快な末脚で半馬身差し切って5勝目をつかんだ。

4月6日、中8週で迎えた16戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で保園翔也騎手（10戦5勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた17戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で保園翔也騎手（11戦5勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月14日、中8週で迎えた18戦目は、梅雨明かり特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で保園翔也騎手（12戦5勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の朝顔特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた20戦目は、表丹沢ホームページOMOTAN公開記念（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。