プレストカイザー（2018年生、母クルールヴィオラ）

経歴

デビュー前

2歳（2020年）

12月4日、デビュー戦は小杉亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のカトレアデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は477kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビクトリーサイトを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月11日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーケンリュウを上がり2位の末脚で半馬身差し切って制した。

2月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったラインオブフェイトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小杉亮騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトーセンジャックを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

5月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳S2の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小杉亮騎手（5戦3勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月28日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、招き猫特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小杉亮騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4歳（2022年）

1月14日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、シンビジウム特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた9戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ディーノランページに半馬身交わされて2着となった。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、野島崎特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったキーピリオッドにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、こどもの日特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、開成町あじさいまつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアルチレイロを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、麦日和特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマシンガンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月4日、中2週で迎えた16戦目は、江戸切子特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、大福山特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、馬産地日高特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、川崎競輪の絶対エース!郡司浩平記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったフレイムウィングスにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5歳（2023年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた20戦目は、時計修理のクイック新春記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイウォールをハナ差振り切って6勝目をつかんだ。

2月10日、中5週で迎えた21戦目は、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた22戦目は、ありがとう酒井忍騎手（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリコーシンザンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月4日、中4週で迎えた23戦目は、スパーキングマイラーズチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた24戦目は、端午特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ショットメーカーにハナ差交わされて2着となった。

5月30日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の五月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブラックパンサーを半馬身振り切って8勝目を挙げた。

7月6日、中4週で迎えた26戦目は、スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（8戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

9月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた29戦目は、’23 まがたま賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた30戦目は、フロイデ特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ナニハサテオキに交わされて5馬身差の2着となった。

6歳（2024年）

1月17日、中4週で迎えた31戦目は、船橋の名伯楽記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（12戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のゴールドレガシーに1馬身半の差をつけて制した。

3月8日、中6週で迎えた32戦目は、カモミールマイル（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の弥生特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（14戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトノパーを豪脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。