ヴァーサタイル（1999年生、母カオルコ）

経歴

デビュー前

栗原清厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

12月21日、デビュー戦は多田義則騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は499kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3歳（2002年）

7月17日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田義則騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のトモノビーナスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田義則騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で多田義則騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で多田義則騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4歳（2003年）

1月23日、中6週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケデンフェアーに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストレートハッピーに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3月25日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバブルカムサイヤーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジョリーズボーイをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ホクトプリウスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた19戦目は、寒露特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（10戦3勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5歳（2004年）

2月11日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドラゴンスターに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

3月25日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（13戦4勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた24戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。