ビクトリアレット（1989年生、母コーシユンカツプ）

ビクトリアレット（1989年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のリードホーユー（当時9歳）と交配したコーシユンカツプが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は渡辺隆。戦績は、中央平地3戦0勝、地方47戦9勝2着10回。主な勝ち鞍は1992年のしもつけ菊花賞。

経歴

デビュー前

丸山定男厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1991年）

8月4日、デビュー戦は藤本靖騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のギョクユウに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本靖騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中5週で迎えた3戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は藤本靖騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノリッチから3/4馬身差の2着となった。

12月16日、中8週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤウンリッチに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1992年）

1月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリッチに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月7日、中7週で迎えた8戦目は、3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のしもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノリッチから2馬身半差の2着に敗北した。

4月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のインターオオザに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリッチに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のしもつけさつき賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中8週で迎えた13戦目は、3歳戦のとちぎダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノリッチから6馬身差の2着となった。

8月2日、中3週で迎えた14戦目は、盛夏特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウソングに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、中6週で迎えた15戦目は、3歳戦のしもつけオークス（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウシンマリリンに2馬身の差をつけて7勝目をマークした。

11月1日、中5週で迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリッチに3馬身の差をつけて8勝目を収める

11月22日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤本靖騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた18戦目は、平成4年度師走特別とちぎ大賞典（宇都宮ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（11戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた19戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノリッチから半馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中4週で迎えた20戦目は、足利記念（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（13戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサノグリンに1馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、キャビン杯（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（14戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた22戦目は、春光特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（16戦7勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた24戦目は、尊氏賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（17戦7勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた25戦目は、クンシラン特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（18戦7勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサノグリンからクビ差の2着となった。

7月1日、中3週で迎えた26戦目は、なでしこ特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（19戦7勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミスキーから1馬身差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた27戦目は、太平記記念（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（20戦7勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサノグリンから2馬身半差の2着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（21戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、芙蓉特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で内田利雄騎手（22戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミスキーから3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた30戦目は、長月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で内田利雄騎手（23戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムラノユウホーからクビ差の2着に甘んじた。

10月6日、中1週で迎えた31戦目は、二荒賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で内田利雄騎手（24戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中6週で迎えた32戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で内田利雄騎手（25戦7勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1994年）

1月9日、中6週で迎えた33戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で内田利雄騎手（26戦7勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた34戦目は、ばん阿賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で内田利雄騎手（27戦7勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた35戦目は、立春特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で内田利雄騎手（28戦7勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた36戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、知床特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月18日、中6週で迎えた37戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G2のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6歳（1995年）

1月7日、中2週で迎えた38戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた39戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた40戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた41戦目は、一般A1（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンマンゲツから4馬身差の2着となった。

5月14日、連闘で迎えた42戦目は、さつき賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた43戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた44戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた46戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた47戦目は、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた48戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた49戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（7戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた50戦目は、師走特別（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。