メイショウヒショウ（2009年生、母ウルトラシートゥ）

メイショウヒショウ（2009年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛翔」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したウルトラシートゥが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

8月13日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2012年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は森一馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロマンティックベイに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホウライセールを半馬身振り切って断然人気に応えた。

6月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月25日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のキングオブセイントに2馬身の差をつけて制した。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月15日、中9週で迎えた16戦目は、航大誕生記念杯（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた18戦目は、JAあいち海部あまじまんカップ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、テーオーフラッグに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2013年）

1月3日、中0週で迎えた20戦目は、雅孝☆さくら結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウハクサンに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

1月18日、中1週で迎えた21戦目は、万松寺通特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（10戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた26戦目は、祝大学卒業記念小松弘樹杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（15戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた27戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメイショウナナクサをアタマ差振り切って5勝目をマークした。

5月3日、中3週で迎えた28戦目は、秋田明音介護福祉士合格記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた29戦目は、れんげ特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた31戦目は、紫陽花特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。