スターオブラヴ（2010年生、母カネスベネフィシオ）

スターオブラヴ（2010年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時23歳）と交配したカネスベネフィシオが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2012年）

7月22日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は449kg。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカノアラエビスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るムラサキコマチを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロマンチックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2013年）

1月3日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた6戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

3月12日、中4週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカズノスイープに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

6月7日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。