シンギングファイブ（2019年生、母ラドゥガ）

Singing Five

2019.04.26

シンギングファイブ（2019年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したラドゥガが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浜本牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2021年）

6月29日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月8日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のディオスライトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

1月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の238.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の211.5万円以上（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったフィガロアルビアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月10日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦の396.5万円以上（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るストロングマーチを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月1日、中2週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の348.5万円以上（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のリンカイテンに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

7月26日、中3週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったパワースレイヴに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、サマースターズ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた10戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月27日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、新助坂賞（大井ダート1650m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた12戦目は、大黒坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた13戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、円通寺坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。