フィガロアルビアン（2019年生、母アルビアン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬盛雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナイシスタッドによって341万円で落札された。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールデンレアルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3歳（2022年）

1月28日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の呑川賞 238.5万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の211.5万円以上（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンギングファイブに4馬身の差をつけて優勝

3月31日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の358.5万円以上（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトップアメリカンをアタマ差振り切って優勝

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は張田昂騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サンドファルコンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、キャンサー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のハイブランドに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、風待月賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のフレアリングキングを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月28日、中3週で迎えた12戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、サードニックス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったロードアブソルートに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、永代橋賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた15戦目は、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた16戦目は、リゲル賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（6戦2勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

4歳（2023年）

5月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、新緑賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、キャンサー賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は西啓太騎手（7戦2勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のSPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のベガ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のサードニックス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったボヌールバローズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた23戦目は、永代橋賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の花野賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、ペガサス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。