ゴールデンレアル（2019年生、母シルクヴィーナス）

Golden Real

2019.05.05

ゴールデンレアル（2019年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザワールド（当時8歳）と交配したシルクヴィーナスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森 牧場。主な勝ち鞍は2022年の137.5万円以下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平本敏夫によって1,760万円で落札された。

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は517kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったフィガロアルビアンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2022年）

5月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、3歳戦の137.5万円以下（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のトニージャスティスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の281.5万円以下（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ノンロムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月9日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、がんばれ!関東の酪農応援in大井賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたプレストバローズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月31日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のカラハリに1馬身3/4の差をつけて1番人気に応えた。

5月9日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、キングストン賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタカミズに1馬身3/4の差をつけて制した。

5歳（2024年）

1月26日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

4月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ホール・イン・ワン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のジョーアラモードに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、ツアリーヌ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。