ミルフォードムテキ（1989年生、母ミルフォードグラス）

ミルフォードムテキ（1989年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカーホワイト（当時15歳）と交配したミルフォードグラスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

4月26日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた6戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミナモトステップに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒミノテイオーをクビ差制して2勝目をマークした。

4歳（1993年）

1月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーパンゲアから半馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中0週で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のギャロップヒーローに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーパンゲアに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、鹿児島県桜島賞特別（中津ダート1620m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月28日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトーシンアカギに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

3月8日、連闘で迎えた14戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、早春特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（7戦5勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（8戦5勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンスペシャルから6馬身差の2着となった。

4月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、沖縄県梯梧賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（10戦5勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーシンアカギに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（11戦5勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォスターヨークから1馬身差の2着となった。

6月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲキャタオラからクビ差の2着に甘んじた。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミサイババに7馬身の差をつけて7勝目を収める

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキエイカンに半馬身の差をつけて8勝目をマークした。

8月2日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカメゴヒメに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1994年）

1月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた25戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた26戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシュガーから4馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた30戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。