グッドナイトチーフ（2005年生、母フレンドリーマナー）

グッドナイトチーフ（2005年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時15歳）と交配したフレンドリーマナーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方16戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2008年）

6月12日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。馬体重は529kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスマートコランダムに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月21日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったラブファイヤーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のダンシングゲイリーを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薄特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4歳（2009年）

11月7日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、カナハラジーニアスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月4日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスターオブウイナーを3/4馬身振り切って優勝

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2010年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスターオブウイナーに1馬身1/4の差をつけて4勝目を獲得した。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（7戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップコロナドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

9月17日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十六（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

12月3日、中7週で迎えた12戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（10戦5勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のシャイニーバロンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6歳（2011年）

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C3五六ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るイップクを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

6月3日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で戸崎圭太騎手（13戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったシゲルハンベイに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。