トップコロナド（2006年生、母ローランハビーバ）

トップコロナド（2006年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時11歳）と交配したローランハビーバが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、地方18戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年のジルベスター特別(一般C2四)。

経歴

デビュー前

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

4歳（2010年）

1月18日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、キンバーライトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルトレジャーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月17日、中5週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアッサイを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グッドナイトチーフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十三14十五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンチデザートに7馬身の差をつけて3勝目を収める

7月2日、中5週で迎えた7戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

5歳（2011年）

2月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジェットラインに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を制した。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のビークールに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月21日、中8週で迎えた13戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラペイルージアをアタマ差振り切って6勝目を掴み取った。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったオンザビートにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月4日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のキーマンに1馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

11月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（12戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のブライトカラーズに2馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

12月31日、中3週で迎えた18戦目は、ジルベスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場文男騎手（13戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセレブウィークに6馬身の差をつけて順当に勝利した。