トモミパワー（1996年生、母パーラミター）

トモミパワー（1996年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のファーディナンド（当時13歳）と交配したパーラミターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、地方44戦10勝2着6回。1999年の4歳プリンス(アラ系4歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

竹田正厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1998年）

8月2日、デビュー戦は宮﨑謙一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳B2（上山ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノハッピーネスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリルージュから3馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A3（上山ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

4月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳A2（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮﨑謙一騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、アラ系4歳B1（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳B1（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳B（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳B1（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、アラ系一般C3（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C3（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮﨑謙一騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノスワローに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月16日、中6週で迎えた15戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホングウムサシに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトキワノセブンに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月20日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドアスカから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内沢信昭騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドアスカから半馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内沢信昭騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオナサカテンリュウに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

11月17日、中3週で迎えた20戦目は、3歳オープンの4歳プリンス（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内沢信昭騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウンドクインから半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内沢信昭騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナニワから3馬身差の2着に敗北した。

12月8日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内沢信昭騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内沢信昭騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月19日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で内沢信昭騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドランプに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月3日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内沢信昭騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた26戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーサープリンスから1馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、約8か月の休養明けで迎えた30戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2001年）

1月1日、中3週で迎えた31戦目は、門松特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた32戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、大分県畜産公社社長賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた33戦目は、青の洞門特別（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた34戦目は、国東賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中6週で迎えた35戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、ヒバリ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた36戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた37戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた38戦目は、シラサギ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、パール特設（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた40戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るミレニアムツヨシを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月15日、中1週で迎えた41戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマオーカンに6馬身の差をつけて制した。

9月22日、中4週で迎えた42戦目は、カワセミ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツノリリーフを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月17日、中3週で迎えた43戦目は、トキ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアロースターをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月15日、中3週で迎えた44戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。