ウィンメッセージ（1999年生、母ダイワレディ）

ウィンメッセージ（1999年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時9歳）と交配したダイワレディが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沼島信博。戦績は、中央平地6戦0勝、地方46戦3勝2着2回。2001年の北海道2歳優駿(G3)で3着に入った他、2001年のエーデルワイス賞(牝G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

4月25日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のプルザトリガーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサティスダイオーに1馬身の差をつけて優勝

6月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンシパルリバーに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（7戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

12月28日、中4週で迎えた11戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3歳（2002年）

2月6日、中5週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1690m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月3日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月30日、中7週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた16戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた18戦目は、キリンラガー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた19戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上1000万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（10戦3勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた21戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月1日、中0週で迎えた22戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、和寒パンプキン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、芽室メークイン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2003年）

4月16日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた28戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた29戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた30戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた31戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた32戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた35戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタプリマから3/4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた37戦目は、「ガンバ!日高」特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた38戦目は、太陽の瞳特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（15戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた39戦目は、富川特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、北海道レーシングセンター特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2004年）

4月21日、約6か月の休み明けで迎えた41戦目は、マイネルラヴ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中1週で迎えた42戦目は、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（15戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた43戦目は、アドマイヤボス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（16戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた44戦目は、屯田特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（17戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

6月17日、中1週で迎えた45戦目は、長次郎特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（18戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた46戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（19戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた47戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウノハンターから5馬身差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた48戦目は、メイショウドトウ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（17戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた49戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップディアブロ賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（20戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた50戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（21戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた51戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（22戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた52戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（23戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。