マルカセンター（2000年生、母センターシオン）

マルカセンター（2000年4月24日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時13歳）と交配したセンターシオンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）猿倉牧場。戦績は、地方25戦3勝2着1回。2002年の’02ゴールドジュニアーで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中康弘厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

7月6日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は503kg。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアタゴトルネイドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアタゴトルネイドに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシーセプエデに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンの’02ゴールドジュニアー（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったベルモントソレイユに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦3勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

12月12日、中7週で迎えた6戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

3歳（2003年）

1月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、ルナ賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた10戦目は、リエンダ賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月7日、中0週で迎えた11戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、カストル賞（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、江戸開府400年記念（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

4歳（2004年）

5月18日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般A5（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

6月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般A6（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月16日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

5歳（2005年）

1月1日、中1週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、売店組合名友会初日の出賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、愛・地球博開幕記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般B7（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。