アーネストドータ（2000年生、母バーニングアップ）

アーネストドータ（2000年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「真面目な＋娘（冠名）」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時16歳）と交配したバーニングアップが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のヒイラギ特別(一般C3 C4)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、安達允彦によって630万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月13日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

7月6日、中7週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き17着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた8戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5 25（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェイケイスキャンから2馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C5-30（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワハンサムに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた11戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5 19（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、門松特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルンネンから1馬身半差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5 27（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルナデシコに半馬身の差をつけて制した。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた17戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードフェイントから2馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中5週で迎えた18戦目は、一般C5 17（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルナデシコに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月4日、中7週で迎えた19戦目は、一般C5 11（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた20戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、マリーゴールド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C4 C5-11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファルフから4馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4 C5-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C4-8（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビーロマンに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月26日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、洞元湖特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（8戦4勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（9戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のツヨシローズに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた27戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ベゴニア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、シクラメン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（11戦5勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワピッツバーグから1馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた29戦目は、ヒイラギ特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエチゴマツリヒメに1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。