ダイワピッツバーグ（1999年生、母ニジンスキーズギヤル）

ダイワピッツバーグ（1999年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したニジンスキーズギヤルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂口豊翼。戦績は、中央平地11戦0勝、地方13戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のシクラメン特別(一般C3 C4)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂口豊翼から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、セフティーライフによって1,050万円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月24日、中8週で迎えた3戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月11日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月12日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月12日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサプルメアーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンスターダムから3/4馬身差の2着となった。

3月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャープクリアーに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、一般C3 C4-13（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5歳（2004年）

7月10日、約8か月半の休養明けで迎えた16戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

9月11日、中8週で迎えた17戦目は、サルビア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルフォンテンに4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、スーパースプリント疾風特別（高崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、銀杏特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた21戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、シクラメン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアーネストドータに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月26日、中3週で迎えた23戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

6歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた24戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。