シゲルツキミザケ（2019年生、母エアマスカット）

シゲルツキミザケ（2019年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+月見酒」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時6歳）と交配したエアマスカットが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は猿倉牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって3,960万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月31日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3歳（2022年）

2月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったナムラダイゴローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコンジャンクションを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2023年）

3月25日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた10戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

10月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5歳（2024年）

2月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったローザキアーロに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したラブミーモナコにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月28日、連闘で迎えた17戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったハスノミに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中3週で迎えた18戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったルビータイプに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた21戦目は、焼肉陣屋賞トップとったよ記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたキタサンエトワール決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた25戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月11日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた27戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ビヨンドザドリームにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月16日、中8週で迎えた28戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島西浜レモン発売記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、海馬賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

6歳（2025年）

1月23日、中2週で迎えた30戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月12日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた32戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したベストリターナーにクビ差届かず2着となった。

3月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた34戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、2024JockeysFestivalFinal2（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月21日、中2週で迎えた35戦目は、さいたま市内半日観光ルート賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したツーエムフリークにクビ差届かず2着となった。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、こどもの日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた37戦目は、タマシギ特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって3,960万円で落札された。

箕輪武厩舎（浦和）へ入厩。

7月8日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた38戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、トリュフ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた39戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、獅子座特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた40戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、神楽月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。