スカイラプター（2005年生、母ラフレシアハッピー）

スカイラプター（2005年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「空＋米国空軍の戦闘機名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時8歳）と交配したラフレシアハッピーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の義経賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月22日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月25日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた4戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月12日、中5週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、Toppa!記念（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイショウローズを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサラマンドネクサスに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、義経賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラビットサプライズを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

11月30日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、一般B2九（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンタッキーハットを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般B2九（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2009年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、茂師海岸レース（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシュクジャンヌ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた16戦目は、みちゃおきいちゃお IBC賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。