ソルトバイオ（2005年生、母エレガンスフリー）

ソルトバイオ（2005年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミレニアムバイオ（当時7歳）と交配したエレガンスフリーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）東栄牧場。戦績は、地方35戦6勝2着7回。2007年のサラブレッドヤングチャンピオン(地方重賞)に勝利した他、2008年の北日本新聞杯(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋道雄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2007年）

6月17日、デビュー戦は畑中信司騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョイズマジカルにアタマ差交わされて2着となった。

9月9日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フブキマイカに交わされて5馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタック戦（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノツヨシに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジヤマオードリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で畑中信司騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキヌガサスターをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

3歳（2008年）

1月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で畑中信司騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳戦の新曲「輪島朝市」発売記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で畑中信司騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で畑中信司騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のアイリス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で畑中信司騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で畑中信司騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月12日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で畑中信司騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で畑中信司騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で畑中信司騎手（16戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で畑中信司騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたビリーヴインタイム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月4日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で畑中信司騎手（18戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で畑中信司騎手（19戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミシカに半馬身交わされて2着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で畑中信司騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

11月2日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で畑中信司騎手（21戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、西嶌来場記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で畑中信司騎手（22戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリリーザサンを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた24戦目は、KTKは「一発逆転」で賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で畑中信司騎手（23戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオンハルトに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月14日、中1週で迎えた25戦目は、柊特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で畑中信司騎手（24戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテレパシーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は26戦連続で畑中信司騎手（25戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は27戦連続で畑中信司騎手（26戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で畑中信司騎手（27戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた29戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で畑中信司騎手（28戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアジアンティックを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目をマークした。

5月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で畑中信司騎手（29戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルシンプソンに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、みつば特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は31戦連続で畑中信司騎手（30戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた32戦目は、あじさい特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は32戦連続で畑中信司騎手（31戦5勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた33戦目は、ほうせんか特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は33戦連続で畑中信司騎手（32戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中0週で迎えた34戦目は、べにばな特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は34戦連続で畑中信司騎手（33戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた35戦目は、百日紅特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は35戦連続で畑中信司騎手（34戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサダムポラリスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。