ブラックサラディン（2017年生、母アステリックス）

Black Saladin

2017.09.19

ブラックサラディン（2017年9月19日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のRedoute's Choice（当時21歳）と交配したアステリックスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2020年）

9月19日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は479kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイロックスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホトダニーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた3戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のアレアンサンブルに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2021年）

1月21日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒューリスティクスに1馬身1/4の差をつけて3勝目をゲットした。

2月15日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた6戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

8月19日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた8戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイレクトフライトに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

11月19日、中5週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、スマイルシティ・品川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。