マツノエンペラー(2001年生、母キーンエッジ)
Matsuno Emperor
2001.03.04
マツノエンペラー(2001年3月4日)は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン(当時14歳)と交配したキーンエッジが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、地方33戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。
経歴
デビュー前
1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
山田勇厩舎(佐賀)へ入厩。
2歳(2003年)
8月18日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ(佐賀ダート900m 曇/良)に出走。馬体重は479kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
9月7日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳(佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手(1戦0勝)。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワタルコウジに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手(2戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手(3戦1勝)。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた5戦目は、2歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手(4戦1勝)。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。
11月24日、中2週で迎えた6戦目は、2歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手(5戦1勝)。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
12月20日、中3週で迎えた7戦目は、2歳(佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手(6戦1勝)。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。
3歳(2004年)
1月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手(7戦1勝)。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
1月12日、中0週で迎えた9戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手(8戦1勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。
1月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手(9戦1勝)。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手(10戦1勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手(11戦1勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップイーグルに半馬身交わされて2着となった。
3月8日、連闘で迎えた13戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手(12戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のティアードミニに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
3月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は14戦連続で北村欣也騎手(13戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は15戦連続で北村欣也騎手(14戦2勝)。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
6月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から23kg減らして迎えた16戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は16戦連続で北村欣也騎手(15戦2勝)。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
7月25日、中3週で迎えた17戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は17戦連続で北村欣也騎手(16戦2勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。
8月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は18戦連続で北村欣也騎手(17戦2勝)。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は19戦連続で北村欣也騎手(18戦2勝)。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウエイミランを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。
9月19日、中3週で迎えた20戦目は、3歳(佐賀ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は20戦連続で北村欣也騎手(19戦2勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロミオビームに交わされて1馬身差の2着となった。
10月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は21戦連続で北村欣也騎手(20戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハガクレマルに約12馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月7日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上C1(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は22戦連続で北村欣也騎手(21戦3勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイキイブを半馬身振り切って4勝目を挙げた。
11月28日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は23戦連続で北村欣也騎手(22戦4勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
12月18日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1(佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は24戦連続で北村欣也騎手(23戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザオリンポスマンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
4歳(2005年)
1月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1(佐賀ダート1400m 小雨/稍重)に出走。鞍上は25戦連続で北村欣也騎手(24戦4勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシンデンシンに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。
1月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 小雨/良)に出走。鞍上は26戦連続で北村欣也騎手(25戦5勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドジャケットに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
1月30日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は27戦連続で北村欣也騎手(26戦5勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は28戦連続で北村欣也騎手(27戦5勝)。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた29戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。
3月14日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は北村欣也騎手(28戦5勝)。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイエムワールドに交わされて2馬身差の2着となった。
3月27日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手(29戦5勝)。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
5月28日、中8週で迎えた32戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手(30戦5勝)。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上B2(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手(31戦5勝)。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。