ネオライディーン（2006年生、母ジョリブロンド）

Neo Rydeen

2006.03.30

ネオライディーン（2006年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雷神より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時9歳）と交配したジョリブロンドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地11戦0勝、地方14戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2九十十一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーションから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小林仁幸によって1,312.5万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月22日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイトカーネーション特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月12日、中6週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレイクパペットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナスニコイシテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアーサデューに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

1月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月31日、中8週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マシューに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2011年）

3月21日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6月25日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下の銚子特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

10月26日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はコッツウォルズと並んで8着同着となった。

6歳（2012年）

5月19日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

8月26日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7歳（2013年）

1月23日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテーオーゼウスを3/4馬身振り切って久々に勝利を挙げた。

7月28日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。