ジャンヌノツルギ（2019年生、母ドゥービリーヴイン）

ジャンヌノツルギ（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャンヌの剣。父名の『強い』、母名の『強く信じる』より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したドゥービリーヴインが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は上井農場。主な勝ち鞍は2023年の一般C2八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって528万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

11月14日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって528万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

5月7日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月12日、中2週で迎えた3戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

10月15日、中8週で迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

2022年11月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月6日、中4週で迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、アオイトランプに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、堀川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた12戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月3日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたプリンスチャーム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のユウユウトシキに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アヴォロンティに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、オレアンダー賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた22戦目は、食べよう!いわての美味しいお米賞（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったジェイエルトランスにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5歳（2024年）

4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。