トリデカゴン（2013年生、母スターマーチ）

トリデカゴン（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「十三角形。生年にちなんで」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時14歳）と交配したスターマーチが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の青葉特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3月21日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

6月12日、中8週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

9月16日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルトクビクトリーを目の覚めるような末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリーンチャンスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月17日、中2週で迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジェンキンスに2馬身の差をつけて優勝

2月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた17戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、アコウの木特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月6日、中0週で迎えた19戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモズメシアに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月14日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-10（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のセイユウスプリングに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月27日、中1週で迎えた21戦目は、青葉特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るビビビを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って5勝目を手に入れた。

6月17日、中2週で迎えた22戦目は、土佐つむぎ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したナムラスターにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったジュモットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、赤さんお疲れ様特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。