ハクサンゴールド（2019年生、母ヒシアメジスト）

ハクサンゴールド（2019年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のハクサンムーン（当時10歳）と交配したヒシアメジストが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。主な勝ち鞍は2023年の羽豆岬特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

4月30日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7月2日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず17着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップラズベリー賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったワンダーウィルクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

10月6日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、マーブルファクターに交わされて4馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた9戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、すずめちゃんお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったブタンタンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

2月1日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、神生秀司ありがとう還暦記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアースロマンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、淀ちゃんありがとう杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリノツッチャンにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマレフィセントに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のファットーラモーレをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた17戦目は、羽豆岬特別（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はソツナサと並んで1着同着となった。

6月13日、中3週で迎えた18戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ座特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。