スモークフレイバー（2021年生、母ファービヨンド）
Smoke Flavor
2021.05.24
スモークフレイバー（2021年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したファービヨンドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2024年の2024浦和開幕福始め賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ハシモトファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって1,870万円で落札された。
繁田健一厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2023年）
12月22日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
3歳（2024年）
1月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の2024浦和開幕福始め賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンクラフィーネに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイディンエースに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
4月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスマイルナウに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。
5月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のたんぽぽ特別（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
10月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、秋陽特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
11月21日、中3週で迎えた7戦目は、埼玉県養豚協会長賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。
4歳（2025年）
1月9日、中6週で迎えた8戦目は、一般B3四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハチャトリアンに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
2月27日、中6週で迎えた9戦目は、逃げ切りシスターズ特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、モニュメントキングにクビ差交わされて2着に甘んじた。
3月18日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の桃月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。
8月15日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の盆休み特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプラティクレールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
11月26日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の近いがうまい 埼玉の牛肉賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。