サクラキューピット（1991年生、母サンシヤインクール）

サクラキューピット（1991年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクライツトー（当時9歳）と交配したサンシヤインクールが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方14戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年のサラブレッド3歳優駿。

経歴

デビュー前

黒沢四郎厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1993年）

10月12日、デビュー戦は越野亨騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノローズに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で越野亨騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングロードから1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のサラブレッドヤングプリンセス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で越野亨騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブイズオーバーからクビ差の2着に惜敗した。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で越野亨騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードシャノンをアタマ差制して制した。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で越野亨騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタテヤマテイオーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のサラブレッド3歳優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で越野亨騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードシャノンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（1994年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で越野亨騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンルーラーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、特別チューリップ賞（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で越野亨騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピーディレッドに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、特別恋路賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で越野亨騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で越野亨騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノトリニティに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で越野亨騎手（10戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクジャガーに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

7月17日、中3週で迎えた12戦目は、読売レディス杯（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で越野亨騎手（11戦8勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中9週で迎えた13戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で越野亨騎手（12戦8勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で越野亨騎手（13戦8勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1995年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったキソジゴールドを3/4馬身捉え切れず2着となった。

2月4日、中3週で迎えた16戦目は、羅生門ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた17戦目は、橿原ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。