シンデレラジョウ（2002年生、母シンデレラスマイル）

シンデレラジョウ（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時10歳）と交配したシンデレラスマイルが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、地方26戦0勝2着4回。2004年のローレル賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2004年のなでしこ賞(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

今井輝和厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

8月10日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったテンセイフジに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったワレンダーキングに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのなでしこ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ザマアマゾンに3/4馬身交わされて2着となった。

11月23日、中4週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したスコーピオンリジイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

12月30日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2005年）

3月10日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの’05桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた11戦目は、道志川特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた12戦目は、柊特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた13戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

4歳（2006年）

1月25日、中4週で迎えた14戦目は、昇龍特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、玄武特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた16戦目は、麗特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、春霞特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（12戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月21日、中3週で迎えた19戦目は、新緑賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般B3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のマーメイド特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦の織姫特別南関東所属（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、シーブリーズ特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた24戦目は、海ほたる特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

11月2日、中9週で迎えた25戦目は、競馬総合チャンネル賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた26戦目は、師走特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。