ダノンエンパイア（2008年生、母キャットアリ）

ダノンエンパイア（2008年4月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時8歳）と交配したキャットアリが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2五。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2012年）

8月15日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月25日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキボウノチカラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソングライダーを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月17日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のローレルレントラーに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた7戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月17日、中7週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。