イントゥザフロー（2021年生、母クインズラッシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林由明によって330万円で落札された。

2歳（2023年）

11月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月23日、中9週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入った。

4月14日、中2週で迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月15日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

8月10日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、稲富菜穂☆小堺翔太来場記念（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2025年）

2月13日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、不撓不屈ダッシュ（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルテミーナに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のラクスガウディに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月3日、中3週で迎えた12戦目は、フリージア賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシミーシェイクに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバクレツマホウに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、兵庫県産たまご特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、バクレツマホウに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月20日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインゲニウムに7馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリコーシュペルに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月26日、中2週で迎えた17戦目は、亜咲花☆来場記念4th（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長谷部駿弥騎手（7戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したシリアスヒッターにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月17日、中2週で迎えた18戦目は、駆けろ!パカっとゴールドロード（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長谷部駿弥騎手（8戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンタウッドテールに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。