ビッグディッパー（2014年生、母ホウショウリヴ）

経歴

デビュー前

3歳（2017年）

1月8日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

2月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に敗れた。

5月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた5戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のセレナイトに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のエムザックサンダーに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のエンデヴァーに1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

12月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツでしぶとく粘り込んで、最後は2着のサダムドミニックを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のピュアアモーレに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2018年）

1月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアムネシアに8馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月16日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、マイティジャックに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中0週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、俊敏賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のインデアンレコードに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月23日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイティーヒテンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の稲荷山特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

5歳（2019年）

1月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、畜産女性いきいきネットワーク埼玉会長賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

2月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、～世界遺産の隠れ宿～果実の森杯（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンデレラマキに5馬身の差をつけて優勝

5月3日、中8週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、のびのびシティさいたま市賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のシグラップリンリンに3馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

6月12日、中5週で迎えた20戦目は、横濱アイス工房記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月19日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦の兵庫のお肉を食べよう!賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、高知の畜産物で元気!賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のシュダイカに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2020年）

1月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、川崎記念3連覇ホッコータルマエメモリアル（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた24戦目は、埼玉県畜産技術振興会長賞（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月2日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマイティジャックに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

7月17日、中1週で迎えた26戦目は、疾走賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルアパライトに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

7月23日、連闘で迎えた27戦目は、8Rは10倍!浦和買うならSPAT4賞（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたコパノキャリー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月21日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、魅力発見!埼葛農業賞（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた29戦目は、猪突猛進賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保園翔也騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

7歳（2021年）

5月11日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、さいたまのおいしい野菜賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で保園翔也騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、シェナホープに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、蓮田の梨・新高賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリッチアロマに2馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

10月18日、中3週で迎えた32戦目は、HBA日高軽種馬農業協同組合賞（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、シグラップリンリンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8歳（2022年）

4月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた33戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた34戦目は、一般C1（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた35戦目は、夜空に輝け!こうのす花火大会賞（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、アヴェントゥリストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9歳（2023年）

5月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、開成町賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた37戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C1（浦和ダート800m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月25日、約3か月の休み明けで迎えた38戦目は、さきたまめ賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヌンヌンシーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。