スズカコバン（1980年生、母サリユウコバン）

スズカコバン（1980年3月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時6歳）と交配したサリユウコバンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地34戦7勝2着5回。1986年の京都大賞典(G2)に勝利した他、1986年の宝塚記念(G1)で4着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

1歳（1982年）

11月27日、13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月5日、13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のソウゲンヒカリに2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

12月26日、15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。

2歳（1983年）

3月13日、12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブトンゲートからクビ差の2着となった。

4月9日、10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイトトウショウをハナ差制してトップでゴールへと飛び込んだ。

4月23日、9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のペルセポリスに3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

5月14日、6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月29日、21頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月2日、11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラギエースをアタマ差制して勝利を掴み取った。

10月23日、15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月25日、14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1984年）

3月11日、15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシローディーからクビ差の2着に甘んじた。

4月1日、14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、19頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月3日、14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツラギエースから1馬身1/4差の2着となった。

6月24日、8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイレアから1馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロンググレイスに4馬身の差をつけて勝利を決めた。

10月28日、15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンブラウンからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1985年）

1月20日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月31日、10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラガイセンをアタマ差制して勝利を決めた。

6月23日、12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1986年）

5月18日、エメラルドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は村本善之騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。

6月22日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月14日、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に61kgの斤量を背負って出走。鞍上は河内洋騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月5日、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチェスナットバレーを半馬身振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

10月26日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。