ムテキクイン（1997年生、母ダイエーベロナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、マル良牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（1999年）

6月21日、デビュー戦は坂井薫人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず最後はフジノハイムービーと並んで4着同着となった。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。失格となった。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボンバークインに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で近藤二郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で近藤二郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレイジングブルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で近藤二郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で近藤二郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカイヨウプライズを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で近藤二郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

3歳（2000年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若松賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で近藤二郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く最後はエイリュウラブと並んで7着同着となった。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で近藤二郎騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月23日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で近藤二郎騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた16戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた18戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったオグリマツカゼに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月18日、中4週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦のサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた21戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（15戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

4歳（2001年）

1月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3ル（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のイズミフリートに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

1月26日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月2日、中1週で迎えた25戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた26戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のマルタカアビリティをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

5月18日、中8週で迎えた27戦目は、一般C（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトウジンロレアルに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で唐津洋介騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のレイジングブルを半馬身振り切って制した。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、春駒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で唐津洋介騎手（3戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた30戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で唐津洋介騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテクノパールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で唐津洋介騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で唐津洋介騎手（6戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で唐津洋介騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で唐津洋介騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた35戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で唐津洋介騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で唐津洋介騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた37戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で唐津洋介騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエムジースクープに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月21日、中1週で迎えた38戦目は、水仙特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で唐津洋介騎手（12戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で唐津洋介騎手（13戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた40戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で唐津洋介騎手（14戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月2日、中2週で迎えた41戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ニッシンアルペンに交わされて1馬身差の2着となった。

4月22日、中2週で迎えた42戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた43戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月16日、中2週で迎えた45戦目は、あじさい特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。