エイリュウラブ（1997年生、母ワールドシャイン）

エイリュウラブ（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時12歳）と交配したワールドシャインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は信田健一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のチャレンジ。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

10月4日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンチビーナスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中4週で迎えた2戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月28日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3歳（2000年）

1月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の若松賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はムテキクインと並んで7着同着となった。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイスズドリームを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手に入れた。

5月28日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（7戦2勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（8戦2勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の奥飛騨特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で東川公則騎手（13戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた17戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた18戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4歳（2001年）

4月27日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエイシンバーチャルを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って制した。

6月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（18戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフサノテッセンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って制した。

7月9日、中2週で迎えた24戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（19戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダンディバーニングに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（20戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた26戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスルーザウイング決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（21戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（22戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマノブリットに2馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

10月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般B1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（23戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（24戦6勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（25戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた32戦目は、一般B3（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトミノミキオーに3馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

12月31日、中1週で迎えた33戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、連闘で迎えた34戦目は、めいほう杯（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。