ロイヤルキャプテン（2002年生、母ラプソディスター）

ロイヤルキャプテン（2002年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したラプソディスターが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、地方39戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の夏祭賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2004年）

10月17日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた3戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミヤサンピカリンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレンジデチンに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

6月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、ナチュラルセブンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月5日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のゆうがお特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ギャラントタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月12日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のオキザリス特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のワイエスロバリーに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

4歳（2006年）

5月23日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサミンピカードに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（8戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（10戦4勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のクインリープライドに1馬身の差をつけて制した。

11月8日、中2週で迎えた15戦目は、深秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（11戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のバニヤンゴスペルに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

12月1日、中2週で迎えた16戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた17戦目は、アデュー2006賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（12戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のラドランバーラに3馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

5歳（2007年）

1月24日、中3週で迎えた18戦目は、望春賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたイシノサスペンス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月5日、中5週で迎えた19戦目は、春風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（13戦7勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったドラゴンシャンハイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた20戦目は、仲春賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（14戦7勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハッピーナイト賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のカネショウメロンを3/4馬身振り切って8勝目をマークした。

7月11日、中4週で迎えた22戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（15戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のカネショウマリノスをクビ差振り切って9勝目をゲットした。

8月2日、中2週で迎えた23戦目は、’07シーサイドカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（16戦8勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた24戦目は、セプテンバー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（17戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月22日、中6週で迎えた25戦目は、旋風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（18戦8勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた26戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（19戦8勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、シンゼンタイヨウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた27戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（20戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6歳（2008年）

2月1日、中6週で迎えた28戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（21戦8勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったエフケータイガーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月31日、中7週で迎えた29戦目は、レグルス賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（22戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

10月30日、約7か月の休養明けで迎えた30戦目は、ガンマ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（23戦8勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和博騎手（24戦8勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた32戦目は、一般A3 B1一（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和博騎手（25戦8勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた33戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7歳（2009年）

1月22日、中3週で迎えた34戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた36戦目は、夏祭賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイジンジンをクビ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

6月4日、中2週で迎えた37戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、’09メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた38戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた39戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。