’09メトロポリタンジューンカップ

レース展開

キングオブライヒが馬群を牽引、直後の2番手にセントエドワードが続く

先手を取ったのはキングオブライヒ。後続を1馬身ほど離してレースを牽引。単独の2番手にセントエドワードが続く。続いて、アインカチヌキが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはワンダフルドーラとダンディシャーク。その1馬身後ろ、パワフルダンディーは中団前寄り。ヴァンジェーロとマセラティスタは中団馬群のど真ん中を併走。ロイヤルキャプテンは中団後方の位置取り。その直後、アグネスヨジゲンとクリノラブゴールドが10番手。ロイヤルアプローズは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはメイショウラルー。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはノボスコーピオ。しんがりにスズランメイクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’09メトロポリタンジューンC、ダンディシャークが稟性のレースセンスを駆使した見事な立ち回りで勝つ！

先頭はキングオブライヒでリードは1馬身。単独の2番手にセントエドワードが続く。そのすぐ後ろ、アインカチヌキが3番手。そのあと、ダンディシャークが4番手。1馬身離れて、パワフルダンディーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはセントエドワード。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた2番人気のダンディシャークが猛烈な末脚を炸裂させてセントエドワードを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着のセントエドワードから1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強いフットワークでゴールまで走り切った1番人気のパワフルダンディーが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、9番手で直線を迎えたヴァンジェーロが入線、さらにクビ差の5着には、10番手にいたアグネスヨジゲンが食い込んだ。