コスモエルタニン（2012年生、母フサイチエアデール）

コスモエルタニン（2012年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋恒星名」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時14歳）と交配したフサイチエアデールが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方39戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって7,140万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月28日、デビュー戦はA.シュタルケ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に敗れた。

4月15日、中6週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタイセイフライトに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウザンダンサーに4馬身の差をつけて2勝目を収める

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ミスロンリーハーツに交わされて6馬身差の2着となった。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

10月12日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（9戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したテイエムヤゴロドンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセントボナパルトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月13日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C2 47（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月23日、中0週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（14戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（17戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアゲハに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月5日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（18戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイムカムを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月26日、中2週で迎えた23戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（19戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、熊本地震被災者応援（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（20戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（21戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（22戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のアメイジングゲイルを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

6月26日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月7日、中1週で迎えた32戦目は、的場文男レジェンドカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた36戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた37戦目は、野路菊賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（13戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。