シロイポルシェ（1998年生、母タカノポルシェ）

シロイポルシェ（1998年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のビソウサウス（当時8歳）と交配したタカノポルシェが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方16戦6勝2着4回。2000年のはがくれ賞(アラ系3歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

西久保政等厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

7月30日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクコウシュウホウを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月9日、中7週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビソウボーイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイハンターを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハカタカッサイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホマレセンプーに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

2月4日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアロースターを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のノアールハットをクビ差振り切って制した。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた12戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジャックウルフを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、ヒバリ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハカタカッサイを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って6勝目を手中に収めた。

6月2日、中3週で迎えた14戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、シラサギ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハカタカッサイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

7月7日、中2週で迎えた16戦目は、オオルリ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。