メイショウマキーナ（1987年生、母メイシヨウローレル）

メイショウマキーナ（1987年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスタイヴアザント（当時14歳）と交配したメイシヨウローレルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地36戦6勝2着3回。1992年の淀短距離ステークス(オープンハンデ)に勝利した他、1991年のシルクロードステークス(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月8日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は542kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のマミーマミーを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたエイシンアドバンス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月20日、連闘で迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のキリストレッチを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた6戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のゆうすげステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1991年）

1月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の火の山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のスペインランドをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の知多ステークス（中京芝1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田島良保騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月30日、中1週で迎えた13戦目は、修学院ステークス（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた14戦目は、メルボルントロフィー（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したミツルチカラに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、シルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のナエボオルフェをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月2日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデG3の阪急杯（京都芝1400m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田島良保騎手（7戦2勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた17戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた18戦目は、マリーンステークス（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた19戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた20戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、UHB杯（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田島良保騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた22戦目は、清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（10戦2勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた23戦目は、高雄ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（11戦2勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた24戦目は、G.スティーヴンス騎手を鞍上に迎えて、’91ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベストプレイヤーをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、六甲ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた26戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（12戦2勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた27戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のセンリョウヤクシャを半馬身振り切って6勝目をマークした。

3月1日、中2週で迎えた28戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの陽春ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6歳（1993年）

6月27日、約14か月半の休み明けで迎えた30戦目は、G2のCBC賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた31戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったムービースターにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8月8日、中2週で迎えた32戦目は、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた35戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。