マスカラーダ（2001年生、母マジョリック）

マスカラーダ（2001年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「仮面舞踏会（西）特徴ある顔より連想　舞踏会（大レース）のヒロイン」。毛色は栗毛。種牡馬のスピニングワールド（当時8歳）と交配したマジョリックが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月17日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月5日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月18日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリスタルボンバーに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウントサンデーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月16日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオブライアンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナンゴクダイナに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボルドブリリアンスに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、福寿草特別石川県馬主協会長賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスブリザードを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4-9（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカミノゴールドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハマノアランフェスに4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カミノゴールドに半馬身交わされて2着となった。

5月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るツルギブイワンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のフリージア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルマツシェーバーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノインプレスに2馬身半の差をつけて制した。

7月3日、中1週で迎えた18戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ゴールド（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオブライアンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

7月31日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤマノキャリーを3/4馬身振り切って雨中の一戦を制した。