ファイントレーナ（1988年生、母ヨシトレーナ）

ファイントレーナ（1988年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリキアイオー（当時12歳）と交配したヨシトレーナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丸一牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の秋収特別(C1二)。

経歴

デビュー前

稲葉道行厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1990年）

10月18日、デビュー戦は橋尚也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のソアリングに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月24日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースインノースから2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1991年）

10月15日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋尚也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロロッカーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋尚也騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトリュウからアタマ差の2着に甘んじた。

11月27日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋尚也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジュンクレンに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（1992年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋尚也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトリュウに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月18日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、紅梅特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋尚也騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、アイリス特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で橋尚也騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1七 C2三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で橋尚也騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンカテリーナに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、カーネーション特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で橋尚也騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーシャインに1馬身の差をつけて優勝

6月30日、中2週で迎えた12戦目は、パール特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラクロスオーから半馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた13戦目は、盛夏特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1993年）

1月4日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月22日、中6週で迎えた15戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のストレートラインに約13馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、爽春特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、秋収特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルプリンセスに1馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

10月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトネドレムに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中4週で迎えた19戦目は、霜月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチナリクリゲから2馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中2週で迎えた20戦目は、キャッツアイ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（10戦4勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた21戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、師走特別（浦和ダート1900m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。失格となった。

6歳（1994年）

1月7日、中2週で迎えた22戦目は、七草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は橋尚也騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた23戦目は、アメジスト特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋尚也騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた24戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

12月11日、約9か月の休み明けで迎えた25戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた26戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。