マリスドランジュ（2017年生、母シアージュ）

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月14日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミントティーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月19日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったシゲルキンセイに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2020年）

1月25日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。

5月9日、中7週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（5戦0勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入った。

6月20日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダノンボヌールを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月14日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

4歳（2021年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克駿騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克駿騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克駿騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克駿騎手（10戦1勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスイーツビュッフェをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず15着に終わった。

8月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（11戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

11月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた22戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったポルタフォリオからハナ差の2着となった。

5歳（2022年）

1月22日、中3週で迎えた23戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月24日、中9週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2022年5月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。