マルニランキング（1989年生、母アスレチツクコーワ）

マルニランキング（1989年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーテイアス（当時15歳）と交配したアスレチツクコーワが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地10戦0勝、地方23戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の長月特別(D3)。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月9日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた5戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は久保田英敬騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月4日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた9戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月31日、中9週で迎えた11戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1993年）

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイガリーから2馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1ニ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた18戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスライブミホノオウに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、長月特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で富樫英利騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシマプリンスに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1994年）

5月3日、約7か月の休養明けで迎えた23戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた24戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロチークに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベイナカハマから2馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。